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発行:

一般財団法人 言語交流研究所 ヒッポファミリークラブ

東京都渋谷区渋谷2-2-10 青山H&Aビル 3F
公式サイト https://www.lexhippo.gr.jp/

会報誌「まいにち多言語」はヒッポファミリークラブ会員向けに編集・発行しています。活動やイベントについてのお問い合わせは一般財団法人 言語交流研究所・ヒッポファミリークラブへお願いいたします。

01

多言語の環境はどこでも作れる

สวัสดีค่ะ(こんにちは)!私はタイに10か月間行ってきました。ホスト家族はお父さんお母さんと弟のアンフィールド君でした。でもその3人以外におじいちゃんおばあちゃんとか、おばさんとか、色々関わってくれました。少し日本語がしゃべれた弟とは日本語で、お母さんたちとはしばらくは英語でしたが、おじいちゃんとおばあちゃんは全く英語ができませんでした。だから自分のありったけのタイ語で表現しなくちゃいけなくて。最初言えたのは「サワディーカー」と「アロイディーカー」これだけでしたが、タイ語ができないとあきれるんじゃなくて、タイ語ができるようにしてあげようとしてくれました。

青少年交流準備で「部屋にこもるのはやめよう」と教えられていたので、本読んだり、日記書いたり、ずっと誰もいないリビングにいました。すると「何でテレビ見ないの」とか家族が話しかけてくれる機会が増えました♪

どうやってタイ語ができていったか?は私もわからないけど、みんなのまねをしていたかな。例えば「アロイディー」。食べてる時に言ってるから 美味しいことばなのかなと思って、食べた後に言ってみたり。またことばだけじゃなくて行動もまねしていました。タイ人は箸をあまり使わなくて、スプーンとフォークをちりとりとほうきみたいに使うんです。食べにくいと思ったけどやってみたら、タイ人になった気分で嬉しくなりました。

他にはマンスリー(月に1回のレポート)も最初からタイ語で頑張って書いてました。わかるはずもないタイ語を「これは合ってますか」と家族みんなに聞きまくっていたら、本当に2、3か月後くらい?結構早くからタイ語がわかるようになってきました。

学校では留学生って珍しいから、「日本でどこに住んでるの」とか「ご飯一緒に食べよう」とかいっぱい話しかけてくれます。でも3、4か月後には私は普通の存在になっていて、それが寂しくて、どうにかみんなの関心を取り戻したいと思うように。しかも同じ頃タイ語に飽きてしまったんです。タイ語とは違う言語を喋りたい。前からK-POPとか好きで韓国語は少し喋れたので、韓国語を喋りたいなって。

私の学校は言語を重視していて、タイ語・中国語・ラオス語学部などがあったので、韓国語の喋れるタイ人を探しに韓国語学部に行ってみました。そしたらコミュニティがどんどん広がっていったんです。そんな感じで韓国語だけでなく、タイ語が好きな友だちや中国語が好きな友だちとかを作って、自分の気分によって喋りたい言語を変えていたら、タイ語に戻った時にも「タイ語めっちゃ聞こえるじゃん」ってなって、タイ語のスランプを抜け出すことができました。

実は元々はマレーシアに行くつもりでした。小さい頃からヒッポで活動していて「多言語の国に行きたい!」と思っていたから。でもコロナで行けなくなってしまいました。色々な候補から目に入ったのは私がちょうどドはまりしていたタイドラマの発祥地、タイでした。実は「タイってタイ語だけ」で自分の行きたい国の条件と全く反していた!でもタイにいる間、全く違和感を感じませんでした。不思議に思って考えてみたら、私自身がタイで無意識に多言語の環境を作っていたことに気がつきました。諦めないでイヤロンにチャレンジして良かったな!

(N. H.さん・高3/神奈川県・あんにょんF)

02-1

2023夏の青少年交流

マレーシア

ホストファミリーがぼくにやさしかった。ドリアンがくさかった。マレーシアの空港のピアノをひけて、たくさんはく手をもらえてうれしかった。ホストの家の庭のマンゴーにあこがれた。でも、そのマンゴーがすっぱかった。成長したと思う点は、物事に柔軟に乗りこえる力。仲良くなるこつは笑顔であいさつすること。よく使ったマレー語はやっぱりクニャン(おなかいっぱい)。辛かったことはエアコンがききすぎていたこと。(マレーシア交流文集より)

(M. K.さん・小6/兵庫県・神戸F)

韓国オンライン

キンパを作る事になり、私は我流でのりの三分の一位でご飯を盛って巻いたらすごくキンパの断面の具が偏ってしまって、その時にバディのセヒュンちゃんが「トトトト」って言っていて、びっくりしました。私はもっと少なくしてって言っていたと思って2回目はものすごく少なくして巻こうとしたら、すごい勢いでもう一度「トトトトトトト‼」と言ってきて、正しいキンパの巻き方の画像を見せてくれて、「ト」って「もっと」っていう意味なんだーと分かりました。私がしてた事めちゃくちゃ真逆で、こうゆう事があるから交流っておもしろいなーって思いました。

(W. M.さん・小6/東京都・陽陽F)

イタリア

家出る時におばあちゃんとひいおばあちゃんが俺のところまで来てくれた。おばあちゃんと直接かかわることは多かったわけじゃなかったんだけど、ご飯作ってくれたりした。でも、おばあちゃんは俺が出る時に泣いてて、それでなんかもらい泣きしそうになっちゃって……。ひいおばあちゃんは90才、「あなたは私たちの家族」って言ってくれて、最後に。それで本当にいい街で、いい人たちだなぁって。またなんかもらい泣きしそうになっちゃって。ホストのディエゴは泣いてなかったんだけど、お母さんも泣いてて、でもおれは最後は笑顔で終わろうと決めてて。まあ最後は笑顔で別れられてよかったかな~。(報告会より)

(O. H.さん・中2/長野県・ドレミF)

台 湾

ぼくははじめてのホームステイでホームシックになりました。けどそんなぼくをやさしくささえてくれたホストと家族はぼくのたからものです。はじめての外国ですのでこまったこともたのしいこともいっぱいあります。けどホストと家族のささえあってのホームステイだとじっかんしました。もしまたきかいがあったらまた参加をしたいです。(交流中にヒッポ本部に宛てたハガキより)

(S. Y.さん・小6/東京都・アブリートF)

環太是個熱情,活潑,充滿好奇心的孩子。這幾天也很快地融入家庭生活,也和我們分享日本有趣的事情,和家人們的互動良好,大家都很喜歡你!(Kくんがあっという間にホストファミリーに溶け込み、愛された様子が伝わってきます)

(A. K.くん・小6のホストファミリー感想文より)

アメリカ

とても楽しいです!色々なことをしました!乗馬したり、いろんなお店のアイスクリーム食べたり、ナイトプールに行ったり、ゲームセンターに行ったり、バーベキューをしたり、日本食をつくったり、ケーキをつくったり、フロリダに女子旅にも行きました!(中略)困っていることは特にないです。ことばはなんとなくだけど通じてます!!ホームシックとかにもなりませんでした。あっという間のアメリカでした。(交流中にヒッポ本部に宛てたハガキより)

(S. S.さん・中1/埼玉県・入間ザベF)

メキシコ

日本と大きく違ったことは、時間のかんかくです。ホストママに「ロシュエント、少し待っててね」と言われた時に、日本の「少し待っててね」は長くても5分くらいだと思います。しかし、僕が過ごした家族の「少し」は平均15分~20分です。ぼくは「少し」と言われ30分経った時は本当に心配になりました。このような体験はぼくの宝物です。一生忘れないことでしょう。(感想文から一部抜粋)

(I. N.さん・中1/千葉県・幕張ラマイロF)

ロシアオンライン

プリ~ビェ!リアル交流が増える中、ロシアは今年もオンラインと決まっていたから、準備では子どもたちもグループフェロウの私たちも楽しく遊んじゃおう!オンラインでできることを目いっぱいやってみようと決めました。大人が先走るのではなくて、でも一人でやるのでもなく……。みんなで一緒に実験だ!ボルシチ作ろう、自分の街紹介、パタパタ紙芝居で自己紹介、Zoomのホワイトボードを使ってお絵描きや絵しりとりしたり。本番も楽しいことをバディとやるだけ!子どもは純粋!やっぱり大切なのは楽しいこと。ドラえもんのポケットのように、ぱっと出せてそれで遊べる。そんな青少年はほんとにハラーショ!でした。

(K. E.さん・フェロウ/東京都・サリサリ F)

中国 太湖大学堂

最初の3日間ぐらいまでは日本に帰りたいと思っていました。でも、たくさんのゲームをしたり、すごく楽しい授業をしたり同じ部屋や同じ班の子とたくさん話しているうちにだんだん日本に帰りたくなくなってきて、太湖大学堂に残りたいとおもうようになりました。カンフーやきょう典を覚えることができたし、中国の子とも仲良くなることができたから、すごく楽しかったです。一番楽しかった遠足では同じ班の子とすごく楽しい思い出ができました。一番楽しかった授業はカヌー、とびこみの授業です。また来年も行きたいです。(感想文から一部抜粋)

(S. A.さん・小5/愛知県・はちみつF)

◀︎参加した子どもたちが毎日付けていた絵日記より。赤字はグループフェロウのコメント。校外学習で班に分かれて、みんなで街に出かけた時の楽しさが絵からも文章からも伝わってきます。

(H. M.さん・小3/宮城県・レガロF)

03

ホームステイ受け入れ交流

アメリカ

初めてアメリカの子を受け入れしてみて、楽しかったです。3週間半という長い間でしたが、Lilyちゃんと一緒にジブリパークへ行ったり、家でタコスとワカモレの作り方を教えてもらったり、楽しい時間を過ごせてよかったです。学校の部活に行って、外国人の1年生の子とも仲良くなっていてうれしかったです。夏祭りに行くときに浴衣も一緒にきて行けてよかったです。

母:我が家の子どもたち3人(20歳・14歳・9歳)は自然体。トランプゲームをしたり、一緒に食事を作り食べて過ごすことで仲良くなっていく姿はとても嬉しかったです。無言の時間も一緒に過ごしてる大切な時間だったと今は思えます。主人もLilyとの英語での会話を楽しんでました。ただこの猛暑の季節に3週間半は長かったです。「高校留学でまた日本にきたい」との彼女のことばが嬉しかったです。今もLINEでの交流が続いています。(感想文より一部抜粋)

(M. N.さん・中2、M. N.さん・フェロウ/三重県・ハーモニーF)

台 湾

私は来年台湾に行くので、めぐみちゃんと交流して台湾のことがたくさん知れて嬉しかったです。めぐみちゃんは何回も日本に来ているけど、それでも家族と離れて7日も泣かずに過ごせてすごいな、私はできるかな?と思いました。スーツケースに半分もお土産を持ってきてくれたので、日本のお菓子と台湾のお菓子でパフェを作ったのが仲良くなれて楽しかったし、めぐみちゃんと私だけで朝食を作ったのもとてもいい思い出です。(感想文より一部抜粋)

(M. Y.さん・小4/東京都・シンガF)

04-1

2023夏の国内外キャンププログラム

交流に申し込んだ途端にスピーカーから聞こえてくるモンゴル語が全然違って聞こえ始めました。数か月前に加わったモンゴル語、たくさん音をためていきたい!ファミリーでみんなで一緒に声に出してまねしてみると、身振り手振りしながらモンゴル語を話している気分に。
そしてモンゴルへ!ワクワクしながら出会ったホストファミリーは私と同年代のママと可愛い20歳のお嬢さん。小5のメンバーのAちゃんと同じ家に入りました。英語やロシア語に混ぜて、私がたまにモンゴル語を口にしてみると嬉しそうに聞いてくれました。帰って写真を見ると、私、本当にAちゃんと姉妹みたい。子どもみたいに何でも出すことに躊躇がなく、楽しく帰ってきました。

帰国して3か月、報告は少しずつモンゴル語になってきました。考えてると喋れないので、持ってる音で最初の一言を言おうと思いました。音源から私が見つけた「シンガポールには初めて来ました」みたいなところを使って「ヴィーモンゴルアンフォルタユルチイ」で始めちゃえ!みたいな。あとは「何語が喋れる」とかはいろんなシーンで言ってるからよく聞こえてきて、それをちょっと足して言うとか…。はっきり分からなくても、多分こうかな?と音を口にしてみると、後から発見する!それが本当におもしろくて仕方がないこの頃です。

(I. Y.さん・フェロウ/千葉県・ソニドーロF・ボナジョルナータF)

04-2

夏・秋の家族交流

息子はこれまでファミリー(ヒッポの集まり)の場ではヒッポの音源にある多言語の歌を歌うことはありましたが、自己紹介や「Hola」のひと言も言ったことがありませんでした。でも、ステイ5日目になると「Ayudame por favor!!」「Corazón abierto!」「uno dos tres」などホストとの会話にあったことばや、「めんちょめもらごはじ~」「てりまかし~」などファミリーや音源にある音を突然言い始めました。そして「Quieres más?」「Tienes ham-bre?」「Te gusta?」「Que paso?」などの自分にかけられたことばに頷きや首を振るなどで会話が成立するように。

最終日、私とホストが翌日のバスの時間や出発時刻について話していたら「4時にバスが出るの?」と。聞き取った「Quatro y media」ということばから状況を推測しているのは、このステイ中に私がやってきたことと同じ。ホストの言っていることは単語ひとつひとつは全くわからないのに、でもなんとなくわかる。思い出してもどんなことばを使っていたのかは全くわからないのに、その場では大笑いを一緒にして、合いの手を入れられる。そのうち、何度も繰り返し息子にかけられていたことばは、いつの間にか私の口からも出るようになっていました。どんな時も目を見てゆっくりと話してくれたホストファミリーの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

(N. I.さん/神奈川県・のればらF)

06

ヒッポの高校留学 Year Long Program (イヤロン/ YL)

イタリア

4か月目のマンスリーレポートから

みんなそれぞれ思ったことがあったらすぐ発言するのがすごく良いなって思って。みんなの前で発言なんて絶対無理って思ってたけど、今はイタリア語の授業の時のみ(他の授業は難しすぎる…)分からなくて疑問に思ったらすぐに質問したりするようになったのが、少し成長っていうか自分でもちょっと変わったなって思う。(W. M.さん・高2/東京都・三茶F)

ドイツ

生きるのが楽になったな

私は家のルールがなかなか身につかなくて、ホストママに何度も注意を受けた。んで毎回、理由を聞かれる。忘れてた〜とか、まだ習慣づいてないから〜とかで良いの。ここで最悪なのは“何も言わないこと”。おかげで自分の考えを言うことが当たり前になった。ドイツで会話する時は「きっと拾ってくれる」からとりあえず言ってみっかーって友だちとしゃべり続けた!そして気になる単語が出てきたら「待って!それなに?今言ったやつ」って会話中断させて聞くねん。したら友だちはわかりやすいドイツ語で教えてくれるし、家族は1時間歩きながら教えてくれたりする。すごいよね。でもわからん時もある。それでいい!その時間も楽しかったから。こうしてね、私は何かを言う力と、気になったことは逐一聞く力を身につけたんです。

スーパーで買い物してたら、少年に「持ち合わせがないのでいくらかくれませんか?」って聞かれて怪しすぎて断った。ホストファミリーに言ったら「なんで困ってる人を助けてあげなかったの?」って。まさかのそっちかーい?!こんな風にドイツ節に面食らって、自分の考えてた常識がちっぽけなことに気づいた。そしたらいろんな意見を受け入れやすくなったし、同時に私の意見がみんなと違ってもいいんだ!って思えた。

帰国したらあら不思議!なんか生きやすい!YLって自分と向き合ってるうちに弱点が浮き彫りになって、自分なりの策を見つけ出してくる。だからYL生ってかっこいいんだよ!

(A. A.さん・高3/大阪府・泉大津Wald F)

スペイン

僕のイヤロンは “un reto(挑戦)”

3歳の時にヒッポに入って、たくさんの先輩イヤロン生を見てきた僕にとって、イヤロンはひとつの大きな挑戦でした。なので僕は自分のイヤロン生活の中で常に「終わり」を意識し、やり切って帰ることを目標にこの10か月間を過ごしてきました。イヤロン生活はいつも選択の連続。「人通りの多い道を帰るか、少ない道を帰るか」のような小さなことも「偶然友だちに出会う、誰とも会わずに一人で」といった違った未来が生まれ、本当に自分次第。

ビザの関係で出発が遅れた間にファミリーに出まくって応援してくれる人を増やし、僕も静岡のメンバーが大好きになり、どんなふうに異国の地を生き抜いているのかをみんなに聞いて欲しくて、月に一度のマンスリーレポートにとても力を入れていました。大人はもちろん、小さい子どもたちにも見てほしいと思い、「見るだけで楽しいマンスリー」を心がけて毎月時間をかけて書き上げていました。

そうして毎日色んなことをめっちゃ考えながら10か月をやり遂げたことが今の僕の大きな自信に繋がっています。

(H. S.さん・高2/静岡県・きてこF)

07-1

イヤロンあるある

  • パン屋さんで買うcanulés, pain aux raisins(カヌレとぶどうパン)(フランス・ひな)
  • 麺から手作りしたキノコパスタ!麺が柔らかくてもちもちしてたし、ホストパパが作ったキノコのソースも合わさってbuonissima(最高においしい)だった!(イタリア・あみ)
  • アラスカで食べたサーモンチャウダー。ガレージにあった冷凍庫は夏に釣りに行った時のサーモンでいっぱいいっぱい!(アメリカ・ブルー)
  • ratatouille(ラタトゥイユ)。ホストママがフランス出身で冬頃よく作ってくれました。ホストママの手料理の中で1番お気に入り。(ベルギー・ここちゃん)
  • オリーブ。国は違ってもダントツ。(スペイン・みっき、アメリカ・ちびナッツ、ベルギー・ここちゃん)
  • 牛乳かけご飯。牛乳をかけたお米っていう事実がなんか受け入れられなかったです笑(フランス・はるな)
  • Mettiti sedutoと言われて無意識に座った自分。なぜ理解できたんだろう?そういえば家族のみんながいつも家の犬にseduto(=お座り)と言っていたことに気がついた。(イタリア・こうちゃん)
  • 音が似てるけど意味が全然違うことばに一時期はまってました!!agreeとugly、discussingとdisgustingやrealとweirdなど。(アメリカ・りぼん)
  • 地震の訓練の時、「ジョーク」と言われて「訓練」だなとわかった。イタリア語で「訓練」と言われていたらわからなかったと思うけれど。(イタリア・える)

  • たくさん洋楽を聴いていたこと。友だちとの会話で共通の話題を持って話せることにつながった。(アメリカ・コブラ)
  • 準備でヒッポの場に出かける時、途中から22生(YL同期生)に会うという目的は捨てて、知らない人に声をかけるようにしたこと。(ドイツ・ゆうと)
  • 学校のアメフトの試合でみんなと同じように掛け声とかしたり、プロムやダンスパーティーでみんなと一緒に楽しんでいた時。ああ自分アメリカにいるんだあって感じて最高だった!(アメリカ・ちびナッツ)
  • フラメンコを9か月間頑張った。お別れパーティーの時に先生や周りのおじちゃん、おばちゃんから「あなたみたいな留学生は初めて!うるさくておもしろくて笑顔が素敵な子は!本当にありがとう。いつでも戻っておいで」と言ってもらえた時。(スペイン・みっき)
  • スーパーに行った時にホストママが売ってる果物の匂いを嗅ぐために鼻を付けてたこと。(カナダ・りみ)
  • ストライキが多い。学校の先生は休む事が多いので、0時間授業とか1時間授業は日常茶飯事。(フランス・レオン)
  • 図太い神経を手に入れた。(ドイツ・トトロ)
  • 自己肯定感が爆上がり。(イタリア・よっぴー)
  • 常に前を向いている。表情が明るくなって自分に自信がついた。何も恥ずかしくない。自分が好きになった。(フランス・ロン)
07-2

ヒッポの高校留学の受け入れ イヤロン in Japan

イタリア

10月。神無月。日本の神様のみんな様が出雲大社に集合するとき。出雲の人々は神有月と呼ぶ。テストが終わった後、弓道に集中しました。16キロの弓を使い始めた。とても嬉しいです!練習試合があった。16分の2だけ当たった。もっとがんばりたいです!(10月のレポートより)

(G. F.さん・17歳/愛媛県・アミティエF)

08-1

カバ人のつぶやき

2023年の夏はCOVID19の影響で、4年近く実施できずにいた世界各地との交流プログラムがほぼ全面的に再開できることになった。従来からのアジア各国、アメリカやヨーロッパとのプログラムに併せて、新たなプログラム「モンゴル・ゲルネイチャーキャンプ」「カザフスタン・キルギス交流」が実施され、国内でも「沖縄やんばる・はまばる多言語ネイチャーキャンプ」がスタート。総勢約1,500人の参加になったという。

特に「モンゴル」や「カザフスタン・キルギス」交流に参加した人たちは私がかねてからお話ししてきた、悠久の歴史と自然、そして多民族、多文化が融合している大いなる多言語の世界をまさにリアルで体験されたのである。この数年間は主にオンラインでの交流が工夫を重ねつつ行なわれてきた。オンライン交流でも想像していた以上の素敵な出会いが生まれていたのだが、この夏のリアルの交流ではさらに“Extraordinary”な体験が皆の中で実現したのである。皆が「年齢にかかわらず本当にすばらしい感動を持つことができました」などと語ってくれた。生きた人間としての、本来の嘘じゃない“自然との出会い、人間との出会い”を体全体で感じたのである。

10月に東京で「オラ!族の国境のない世界〜家族を見つけた今年の夏〜」と銘打ったワークショップが行われた。ヒッポのメンバーは皆 “オラ!(¡Hola!スペイン語のこんにちは)”と挨拶するので、“オラ族”と呼ぶようになったという。参席されたモンゴル駐日大使館公使の方は「皆さんの話すモンゴル語はとても自然です。モンゴルに帰りたくなりました」と感想を話され、「どの国の人とも、どこへ行っても直ぐに仲良くなってしまう皆さんのような人たちが世界中に広がっていけば、皆が幸せになれますね」と嬉しいコメントをいただいた。来年の春にはフィンランドへの「オーロラと犬ぞり+ホームヴィジット交流」(仮称)の計画も発表され、皆のワクワク感は高まった。

(鈴木堅史・言語交流研究所代表理事)

08-2

海外ヒッポ

韓国ヒッポ:

オンライン交流で2人も友だちできたよ

¡Hola amigos hippo! This is GUGU from Seoul! My 長女 Angel started her first 青少年 homestay this time.

娘は日本語で話す必要がなく、ホームステイがとても楽しかったと感想発表をしました。「일본에 갔으면 일본어는 좀 하고 와야 하는 거 아니야?(日本に行ったら日本語はちょっとやって来るべきじゃない?)」と私は思っていました。しかし私は間違っていました。言語は私たちの究極の目標ではない、と私は思いました。

私は31年間、私たちの家で過ごした数多くのHippo guestを通して成長しました。私の母親Ryuは大阪でホームステイしてきて、ホストママの優しさを見て、(ことばの)訓練よりも娘との関係がより重要であることに気づいたと言いました。娘と友だちのように生きることができることをホームステイを通じて学ぶことになったのです。I want to be a best friend to Angel like my mom.

¡La próxima vez, es México! I will continue my challenge in Mexico someday! できれば母親も一緒に親子三世代で行くHippo Homestayにしたいです。

¡Muchas gracias!

(K. J.さん /호수 ホスF)

LEX America:

交流再開!日本・メキシコ・モンゴルへ

Saim baitsagaa-noo!(モンゴル語の挨拶)
This summer our members took to the skies for the first time since 2019. In Japan, Mexico, and Mongolia, members found joy, adventure, and heart to heart connections with host families and new friends.

“We had a wonderful experience in Japan. What impressed me most was the hospitality of everybody, the kindness, and also the generosity. I have visited Japan in the past, but none of those visits were as rewarding as this one with LEX / Hippo.”

(Elizabeth White / Executive Director)

LEX México:

夏のホームステイ&25周年記念合宿!

En Hippo México Summer-夏-Verano-
여름 it´s our favorite season! We can feel ヒッポの温かい環境 con Intercam-bios de 青少年交流、家族交流ともちろんCongreso.

夏が来るとみんながドキドキするなぁ! ¡Es muy emocionante! Cuántas nue-vas experiencias, muchos nuevos amigos y crecimiento. 今年のコングレッソはお姫様みたいに典型的なドレスのベラクルスに行ってきました。自然がいっぱいある所だったので Sé Natural! をヒッポの皆んなですごく感じました。また、Wi-fiも電話もつながらなかったので、誰も携帯使ってない、写真を撮るためにだけ。本当に Human communication and connection was amazing. No puedo esperar al si-guente Hippo Summer. I can´t wait! Non sto più nella pelle.

(Fernanda Mares / Coordinator & Fellow)

08-3

インフォメーション

今回で10回目となる若者による多言語プレゼンテーション大会LEX Multilingual Presentation for Youth TOKYO(LMP)が初のオンライン予選を経て、2月4日(日)に本選が行われます。

LMP公式サイト

多言語マテリアル&書籍キャンペーンの季節となりました。この機会にお家の多言語の環境をさらに充実させてみませんか?

『マナイマ~ブック』の中の「学びのあり方」がスペイン語・英語・日本語でSDカード&ブックになります。翻訳は終了してこれから録音。お楽しみに!

ベベフィーから生まれた本『赤ちゃんと話そう!』が楽天ブックス他、全国の書店で注文できるようになりました。Instagramも好評発信中!

@hippo_akachan
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