会報誌「まいにち多言語」はヒッポファミリークラブ会員向けに編集・発行しています。活動やイベントについてのお問い合わせは一般財団法人 言語交流研究所・ヒッポファミリークラブへお願いいたします。
ヒッポで大切にしているのは、今も昔も多様な音と人に囲まれた自然にことばが話せる環境作り。いつも「みんなで一緒に実験だー!」と新しいことにチャレンジしている子育て中のママさんフェロウ(地域の定例活動の主催者)の様子を紹介します。

■茨城県守谷市で地域の定例の活動の場「ファミリー」を始めて3年目。近隣からも遊びに来てくれて、小さな子どもたちが多くて毎週カオス状態。SADA*も氷鬼など怒涛の鬼ごっこシリーズが延々と続く。私が子どもだった時も大人げない大人たちと思いっきりやるSADAが大好きだったので、大人も子どもも本気で遊ぶこの時間をすごく大切に思っています。
生後6ヶ月から両親と一緒に始めたヒッポ。社会人になりヒッポから離れていた時期もありましたが、結婚して長男を出産した2か月後に、茨城での講座に母に誘われたのが、ヒッポ生活再始動のきっかけでした。子どもの時から何も変わらないファミリーでのSADA、メタ活*、交流。でも明らかに違った環境が一つありました。ヒッポの多言語の音源の聞き方『S多重P』です。せいぜい各部屋に1台だった音源が、リビングだけで15台?なぜ?というのが最初の感想でしたが、22台置いてみて実験だー!でもS多重Pによる体感はほぼなし。それよりファミリーに出るたび、自分の口から出ることばの多さにびっくり。子どもの時メタ活の時間は参加せず、ピアノの裏に隠れていた私。なのにその頃大人たちが歌っていた場面が今、私の口からスラスラ出てくる。
6歳の長男と昨年韓国家族交流に参加しました。ホスト家族との車の中で韓国語の嵐を浴びた時、「ホームステイに来たー」と、大学生の時以来12年ぶりに感覚が蘇りました。同時に昔は「何言ってるんだろうなー?」と想像を巡らせて、頭がすぐ疲れていた。今は随分リラックスしている私の頭。母語でないことばの嵐を浴びることに心地良ささえ感じていました。

自分たちの母語でないことばが飛び交う環境に飛び込んでも馴染める、不快感が起きない、脳が受け入れている、これって家の中でのS多重Pが大きいのかも?長男も初めての海外、ホームステイにも関わらず、日本と何も変わらない。
今病院の手術室で看護師として働いているのですが、先日、外国の方が来院。口を真一文字にして硬い表情だった患者さんに出身を聞くとタイだという。「OK、タイね!」と思って「サワディーカー(こんにちは)」と話しかけたら満面の笑顔になって怒涛のタイ語で話す話す。手術が初めてで不安ということが伝わってきて、気づいたら自分でもよく分からないままに「マイペンライ(大丈夫)」って口から出てました。すると、はっと驚いた表情になって「本当にタイ語わかるのね!」とまた怒涛のタイ語。文法とか単語とか分かんないけど分かっちゃう。でも、何語を話す人でも同じように話しかけていただろうし、同じような現象が自分に起きていただろうなと思います。タイ語は私の中で比較的遠いことばだと思っていたけど、ファミリーにはタイ語をメタ活する人がいたり、ヒッポの高校留学イヤロンに行った子がいたり。でもそれはタイ語に限った話でなくて、1つの部屋の中でたくさんの人たちとやっている普段のファミリーで無意識でも多様なことばが育っていってるんだなと実感しています。
今年の夏は夫が初のメキシコホームステイに挑戦。毎週ファミリーに行きスピーカー22台が鳴り響くリビングで寝落ちしている彼がどんな体験をしてくるのか楽しみです!
(H. S.さん・フェロウ/茨城県・ウマカシジャカルケF)
*【SADA】ヒッポのマテリアル音源の歌に合わせてゲームやダンスで遊ぶ活動
*【メタ活】マテリアル音源に合わせて聞こえてきたとおりに自然に口に出す活動動
春休み、小学校5年生から大学生年代まで、総勢103名がアメリカ・フランス・ベトナム・韓国で、ホームステイしたり、現地の学校に通ったりしました。
韓国


アメリカ


ベトナム


フランス


春の家族交流は、韓国・北欧へ44名、GWの家族交流は、イタリア・トルコ・台湾へ58名が参加しました。子どもから大人まで幅広い世代が一緒に、たくさんのことばと人に出会ってきました。
台湾


トルコ


●奥様のアイチャが台所に立つときに、トルコ料理を教えてもらうのが楽しみでした。お返しに日本料理をと、スーパーでお買い物。じゃがいもと玉ねぎと…。家に戻ったアイチャが「ミルクは1本で足りるかしら?」。どうやら肉じゃがの材料を伝えた時、ミートと言ったのをミルクと勘違いしたようです。肉なしの肉じゃがを初めてつくりました。
今回の交流で見つけたことは、やはり言葉はひとつなのだということです。伝えたいことがはっきりしているときには、必ず相手に伝わるんだなと思います。そして、勘違いも含めコミュニケーション。ちょっとのすれちがいも楽しめたらもっとみんなと仲良くなれるんじゃないかと思います。(感想文より抜粋 E. C.さん/埼玉県・ヘンボF)
イタリア


フィンランド・エストニア



6月に、中国(20組)・ロシア(10組)の人たちと交流しました。
中国
楊さんとバディになってテレビ電話を2日間、写真のやり取りを3日間しました。大学生の楊さんの目指している仕事にたまたま私がついていて、夢に向かって頑張っている姿がとっても素敵で話も弾みました。(T. S.さん/長野県・グランハF)
ロシア



恒例の雪の学校、今年は総勢689名が長野県飯山市に大集合。海外からは毎年参加しているインドネシアの高校生や中国の太湖大学堂の小学生を含む13か国89人も参加しました。
ホームステイしながら現地の高校に約1年間通うヒッポの高校留学プログラム。2023年冬に出発した11名と2024年春に出発した4名の高校生たちがオーストラリア、アルゼンチン、ブラジル、タイから帰国。2024年夏に出発した68人も続々と帰国しています。
タイ

サプライズで誕生日のお祝いを学年全員がしてくれた。初めてたくさんの人に祝ってもらって嬉しかった。私が手首を触る癖を友だちが気がついていて、ブレスレットをたくさんもらいました。(A. Y.さん・高1/神奈川県・あんにょんF)
オーストラリア

My host family was very kind. So I enjoyed every day. We had lots of fun playing with 3 years old Ezra! I’m very grateful to my parents for spending time with me despite their busy schedules. Thank you to guys who was involved with me.(O. F.さん・高3/埼玉県・ぱおぱおF)
帰国したメンバーの様子
●ブラジル:空港に到着後、お出迎えのみんなへ帰国あいさつ(A. N.さん・高2/東京都・ケセラセラF)
●アルゼンチン:帰国後、今までにアルゼンチンに留学に行った先輩たちと一緒にオンライン報告会(S. N.さん・高1/東京都・あおぞらF)
Youtube:https://youtu.be/RqMRq2ypDJQ
大学生年代メンバーが、自分たちで企画。前回のタイに続き今回はベトナム・ラオスへ9名が参加。仲間と一緒に多言語のおもしろさを発見。


さまざまな国や地域からヒッポメンバーの家庭にホームステイ。ホスト家族だけなく、地域やファミリーの仲間も一緒にゲストを迎えるので、仕事をしていても楽しめるのがヒッポの受け入れ交流です。
キルギス

ロシア

モンゴル

◀本当は独りが好きな高校生、一生懸命さがそこかしこに感じられてキュン!(H. S.さん・フェロウ/埼玉県・たんぽぽF)
韓国

◀スポーツゲームがたのしかった。かくれんぼもたのしかった。おみあげもたのしかったのとやさしかった。ジェンガがうれしかった。いっしょにねたのがたのしかった。(O. K.さん・小2/埼玉県 ・みじんこF)
臺灣高雄のフェロウGina宅に行ってきた。昨年末の「台湾ヒッポ作り応援交流」の募集時、私は一も二もなく申し込んだ。まだやったことのないことに挑戦したくて。が、出発前の台湾フェロウたちとのzoomミーティングは散々。中国語はたくさん聞いてきたし受け入れもしているし、正直もっと分かると思っていた。不安ばかりが募った。
Gina宅に夜遅く着いて、Ginaが話す次の日の予定を、何度か聞き返したりしながらなんとか理解した。翌日韓国の女子大生もやってきた。大阪に高校留学に来ていた彼女は大阪弁もお手の物。Ginaの長女は英語が、次女は韓国語が得意。我が家は一気に5か国語が通常運転に。驚いたのは台湾ホストたちと韓国ゲストたちがことばに困った時、日本語でコミュニケーションしていたことだ。
3日目に日本でホームステイしてきた台湾の子どもたちの交流報告会があった。そろそろお開きかと思った時、Ginaが私を呼んでいる。「何でもいいからヒッポの説明して!」確かに今日非会員の媽媽(ママ)たちがたくさん来ている。ここでありったけのヒッポを伝えないでどうする。私が台湾語を話し出した途端にみんなの顔が一斉にほころんだ。そして私が多言語も交えながらなけなしの中国語で話をすれば、それを受けてGinaが何倍にも膨らませて熱く伝えてくれた。私たちは二人で一人だったのだ。
また、8年前に長男が青少年交流でお世話になった台中のホストママAllieが二時間半も車を飛ばして会いに来てくれた。私たちはこの日が「初次見面(はじめまして)」だったのだが、Ginaの家で2人で7時間ずっとおしゃべりしていた。家族のこと、仕事のこと、趣味のこと、お互いの息子たちの現在の様子…。Allie「英語で連絡を取り合ってきたけど、あなたはこんなに中国語が話せたんだね」。私「違うの。今回台湾に来たおかげ。しかも今日はもう5日目だし」。Allieの何とも言えない表情が忘れられない。
私はGinaが話しているのが何語だったか最後まで分からなかった。中国語?台湾語?チャンポン?でも何も困らなかったし、Ginaの口癖がいっぱいうつって帰ってきた。家族以外の人とも無理なく話せるようになった。どうしてだろう?多言語だったから?Ginaたちは多言語世界の住人。家庭内で話す時、メンバーと話す時、買い物する時、それぞれの時と場合で音がなんか違う。変幻自在。だから、私が話す赤ちゃんのような一言一言もちゃんと拾ってくれる。多言語人間は多言語世界でこそ最高に開花できるのだと思った。
(F. M.さん・フェロウ/埼玉県・ガンバF)

ヒッポと一緒に共同研究に取り組んでくださっているMITのスザンヌ・フリン教授(言語学・多言語獲得研究)が3月に来日。今回は広島と東京での講演会やワークショップでお話されました。ヒッポと先生とのつながりのきっかけを作ったLEX AmericaのExecutive Directorのエリザベスも全行程に同行。東京でのワークショップには東京大学大学院総合文化研究科の酒井邦嘉教授(言語脳科学)も参加してくださいました。
当日、スザンヌさんが講演会・ワークショップで話してくださった内容の要約を一部抜粋して紹介します。(文責:まいにち多言語編集チーム)





● アメリカでのLEX/Hippoとの出会いは交流事業。フランス語を5年間勉強したけど話せるようにならなかった体験、愛媛県で2年間の英語教師をした時、全く話せなかった日本語が話せるようになった体験があったので、ボストンでヒッポの多言語活動の提唱者・榊原陽さんの話を聞いてその通りだと思いました。
● 日本で初めてヒッポの活動の場ファミリーに参加して、子どもが走り回っていて、こんな中でことばが習得できるのか?と驚きました。でもお話しタイムが始まってみんなにマイクが回ると、みんなのスペイン語はメチャクチャなのに「good job」と褒められている。私も思わずスペイン語で話していました。3年後アメリカでもヒッポが始まり、メキシコにホームステイ交流に行った時、夢がスペイン語になる体験をして、ヒッポのやり方を確認できました。
● スザンヌさんが自分が経験していることを科学的にサポートしてくれて、いつも力をもらっています。
● もう言語のラベルはいらないんです。方言とか、ちょっとなまり入るよねとか、そんな風に人間のことばを分けること自体が社会の分断を招く。なのでことばも分けちゃいけない、みんな1つなんです。ヒッポの皆さんがモヤモヤとなんか全部一緒だなと思った瞬間、本当の多言語人間になったんだと僕は思います。だから今自分で何語を喋ってるかとかあんまり関係ない、いろんなの聞いて喋れればそれでいいと思っているじゃないですか。でも1番変わったのは皆さんの脳なんです。だから脳が本当に変わってるんだっていうことを少なからず僕らが研究で示すことで、皆さんがさらに元気になることを楽しみにしているのです。
● 抽象概念って難しいことのように思うかもしれないですけど、要するに相手の言いたいことが分かる、気持ちが分かる、それが全てなんです。子どもにはそれが1番伝わること、それが彼らにとっての理解なんですね。
音源を0だったところから18台まで増やしたら全然違う。耳が閉じていたのが開いた感じがする。
ファミリーのみんなと毎日夜の8時からオンラインでメタ活している。普段は音源がす〜〜って流れていっていることも、メタ活やろうとするとその瞬間に耳がさらに開いて、これ聞こえたあれ聞こえたというのがすごいわかりやすい。集中して「聴こう!」ってしてるからだろうな。
ことばはベラベラ喋れるのが「習得した」のではなくて、口からポロッと出てきたその一言が、全部「これhappenなんや!」って感覚がわかるようになったのが楽しかった。
(T. M.さん/大阪府・吹田Venid Venid F)
今回、ずっとスザンヌさんの身の回りのお世話を担当しました。スザンヌさんは目の前の人にしっかり向き合って話を聞いてくれる方だなと感じました。2人になってシーンとした時にはスザンヌさんから「お子さんいるの?」とか話しかけてくれて、私の娘の話をしたら、「私も一緒」とご自身のお子さんの話をしてくださって、すごく近かったんです。
私はフェロウになって1年。初めてこんな大きな会を西日本のみんなとやる経験をさせてもらいました。フェロウのみなさんのどうやって外に向けて発信していくかなど、深く掘って進めて行こうとする心意気を感じることの多い準備でした。
(A. C.さん・フェロウ/広島県・ビッグウェーブF)
24YLでタイに行ってきました。タイ語は全然わからなかったけど、どういう会話をしているかという予想はできました。例えば、給食の時に友だちが「次の時間なんだろうね」、「これがおいしい」とか話していることがわかりました。
ホストママが言ってくれたタイ語のフレーズをまず私がまねをする。その後、ホストのZenが日本語で言ってくれて、また私がタイ語で言ってみる。だいたい1回でまねできました。ママの「รถติดมาก(めっちゃ渋滞している)」「ลอหน่อยนะ(値下げして)」などなど日常的なタイ語をまねしていたら、そのシチュエーションになったら勝手に音が出てきました。
日本に帰って来た日に家の中でヒッポのマテリアルの中国語が流れていて、「中国語とタイ語の文法が似ている?」って思いました。またヒッポのワークショップでシンハラ語で「マムホンディ」と話している大学生がいて、すぐにタイ語のฉันสบายดีだとわかりました。マムがฉัน(私)、ホンがสบาย(元気)、ディーがดี(良い)、文法構造が同じだと思いました。
日本に帰ってきて、スペイン語がすごくわかりやすくてびっくりしました。タイ語と違って初見でもフレーズが単語に切れていく感じ。姉が話すイタリア語がよくわかるようになったのにもびっくり!私に向かって姉がイタリア語で話しかけてくれることが増えました。そしてなぜか数学も分かるように。一発で解釈ができるようになってそれもすごくびっくり!
(Y. G.さん・高2/東京都・おさんぽF)
第11回LMP (LEX Multilingual Presentation) Youth Tokyo本選が3月20日(木・祝)に大田区民ホール・アプリコにて開催されました。87名がチャレンジしたオンライン予選を勝ち抜いた、15か国34名の若者たち(高校1年生~25歳)が、多言語(3言語以上)で、自らの多言語体験に基づいたメッセージを、世界・社会に向けて発信しました。当日会場を運営しているのもプレゼンターと同世代のYouthスタッフの若者たち約150名。舞台袖では、司会、PC操作、プレゼンター誘導など、会場周りでは、来場者誘導、映像・撮影など、表からも裏からも彼らの力で会を支えています。
「ただ5分の発表で本当に新しい自分が見つかるの」と疑いました。しかし、LMPは他者との出会いの場であると同時、自分との出会いだと私は思います。
📣応援団の声
地域の大学とのホームステイ交流で仲良くなったイさん。彼は中華系マレーシア人。私たちからすれば多言語人間!すごいね!となるところ、「私は中途半端なんです」と聞いてびっくり。「半桶水」とは中華系の人の話す中国語をディスることばだそうです。私たちと話すうちに彼も自分の多言語の力に気づいてくれました。最後の賞の発表タイム、小学生も 拳を振り上げて「やったー」と大声を上げました。応援団全員が感動の瞬間でした。(M. C.さん・フェロウ/愛知県・長久手エキメッキF・星ヶ丘ズヴェズダF)

何度も挫折することもありましたが、最初からたくさんのことで手伝って頂き、色々な人と出会う機会が出来るように下さった“どらみさん、智子さん、ひでさん”など周りの温かい方々の言葉や行動による励ましのおかげで、皆さんの表現としてスピーチ出来たことをとても嬉しく思っています。これからも僕みたいな多言語に興味をもっている方々と自分の体験を活躍しながら、みなさんと一緒に交流を大切にして明るい未来を作りたいです。旅は続く!

《LMP SILVER 3名》
Lin Alessia(大阪/Italy)/ Chiang Yi-Jen(台湾)/河邉 拓也(大分)
《LMP BRONZE 5名》
Xanazzi Skjoldhammer Andreas(栃木県/Sweden)/伊藤 花(神奈川)/板橋 海(埼玉)/河邉 佳吾(神奈川)/Pisano Sofia Elettra(神奈川 / Italy)
《審査員特別賞 3名》
Kwon Yonghee(東京/Korea)/金澤 伊織(静岡)/Siriviriyanonkul Sukrita(Thailand)
今回、私がスタッフとして任された役割は、控え室にいる出場者を舞台袖まで連れて行くプレゼンター誘導チームのリーダーでした。動線や役割分担もチームのみんなとイメージを共有しながら準備を進めていき当日を迎えました。
しかし、初めての会場ということもあり、地下で電波が通じずやりとりできないなど想定外なことも色々起こりましたが、メンバーのみんながリーダーの私にどんどんこうやっていいかなと言ってきてくれてスムーズに進んでいきました。
プレゼンターのみんなは待っている間にお互いのプレゼンを聞き合ってアドバイスをしていたりと、ライバルというよりは仲間という空気感で時間を過ごしているところもヒッポらしいなと感じました。自分も一昨年プレゼンターとして出場した時に感じていたあの空気をスタッフという立場でみんなと感じられたのがすごく良かったです。来年もぜひやりたいです。(T. Y.さん/愛知県・LUMACA F)

今年の春は北欧交流(フィンランド+エストニア)の後半部分に参加した後、ルクセンブルク、スペインのバスク自治州などを訪問する機会を得た。初交流のエストニアではホームビジットも実現。日本ではあまり知られていないが、北欧地域は数百年にわたって複数の言語(多言語)が重なって話されている地域である。フィンランドは長くスウェーデンやロシアの支配を受けており、スウェーデン語やロシア語を話し理解できる人たちが多くいる。エストニアの公用語はエストニア語だが、出会った人はみな英語が堪能で、ロシア語を話す人もいた。どの国や地域も、地政学的なことが大きな影響を持っていると思うのだが、複数の言語が話され聞こえてくるという意味では、日本の人たちよりはるかに多くの「マナイマ〜」体験をしていると言える。
4つのことばが話されていることで知られるルクセンブルクでは、30年近く前にフランスから当時高校3年生で我が家にホームステイした、シルバン君のご縁で、彼の奥さんが経営している保育園を訪ねることができた。そこでは、まさに多国籍を背景にした家族の子どもたちが約30人。保育士さんが8人ほどいて、中には6つぐらいのことばを話せる人もいたのだが、保育園ではフランス語だけが使われているという。その後訪れたバスク州でも多くの人たちが複数のことばが話せる。バスク州はスペインの中の自治州として長年過ごしていて、人にもよるがスペイン語+バスク語+英語を結構話していた。
それらの人たちに、私たちがMIT、東京大学、LEX / Hippoで行ってきた共同研究の内容の話をすると、皆さん大きくうなずいて理解してくれたのである。しかし「多言語に触れていることが脳の言語認識や獲得に優位」な点については、まだまだ、しっかりと認識されていないような印象も持った。これからも継続して、広く世界に発信し共有していく必要があると改めて強く思った訪問となったのである。
(鈴木堅史・言語交流研究所代表理事)
LEX / Hippo members from around the world gathered in Boston last month for LEXConnect! This event was the most special Homestay and 合宿 we have ever done.
The homestay matching was magical! 100% of our host families and homestay participants said they were “extremely happy” with their experience.
And what did we love about the weekend 合宿? Everyone said the best part of the event was 繋がり with each other. I was moved by the words of one participant from Japan, “When I first joined LEX / Hippo I wondered why it was called Hippo Family Club, but when I met everyone here, I felt “I came back home!” Now I understand why it’s called Hippo Family.

(Elizabeth White / Executive Director)
今5月に日本の青少年交流準備合宿に参加しました。子どもたちが中心になりプログラムを進めていくことにとても驚きました。皆が積極的で配慮し合う姿からたくさん学びました。交流する国の文化に対しても学び、ホームステイ中にしたいことも考えて準備をしました。ヒッポの活動は目の前の人と関係を作り私自身の認識の幅を広げてくれ、より広い世界との交流を探してくれるものだと思います。

(K. S.さん/Wagga F)
Jambo Amigos! ça va? Soy Wakamechan de México. I was born around Hippo. 今、ママとして迎えたこの新しいステージ、I felt it was time for Baby Field to be born in Mexico.
毎週金曜日、4人のママたち & kids で集まって、子どもたちのことだけでなく、自分自身のことや、多言語家族の成長についても分かち合っています。¡Es muy interesante! 育てるって、ことばだけじゃない。
(F. M.さん・フェロウ/La vie en Hippo F)

2019年冬天,我遇見Hippo多語Family。子どもたちが自然に多言語を習得している姿に衝撃を受けました。フェロウ研修やYL帰国報告会に参加。言語は「動機」と「交流」から生まれるものだとより確信しました。コロナ禍で活動が一時中断されたものの、2025年、日本のヒッポが月に1回フェロウを台湾に派遣し、彼女たち自身や赤ちゃんの時からヒッポをやっている子どもたちの体験を分かち合ってくれるようになりました。最初の応援フェロウが来た時、私は大学の教授の親友に直接話を聞いてもらいたいと思いました。親友はヒッポの仲間になりました。本当に嬉しく思っています。(T. L.さん・フェロウ/台北123F)
(T. L.さん・フェロウ/台北123F)
(韓国ヒッポ、台湾ヒッポは各々原文は韓国語、中国語。日本語訳文責:まいにち多言語編集チーム)
■夏の交流・キャンプが始まりました。これまで家族交流だけだったモンゴル、新しく青少年交流もスタート!3泊のゲル・ネイチャーキャンプの後、1週間のホームステイ。どんな体験報告が聞けるか楽しみです。🐴
■この冬、インドネシア家族交流が始まります。バリ島・コモド島を中心に現地の人や自然とたっぷり触れ合うプログラムを企画中。詳細の発表と参加者募集開始をお楽しみに!🦎
下見の様子はこちらから↓
Youtube:https://youtu.be/DgUFyP61tW8
■Moi!新しい多言語マテリアル、フィンランド語の制作が始まりました。北欧交流が始まって2年、ESP(ユーラシア・シルクロード・プロジェクト)の一環としても、多言語のつながりを感じる機会がますます増えそうです。🦌














